国際薬膳師おすすめ!夏バテしない!
暑気払いの薬膳レシピ2種

Naturalist Web Magazine_Vol.12「薬膳で暑気払い!酷暑を乗り切ろう!」では、梅暑気払いに最適な食材を多数ご紹介いたしました。

カフェスタッフブログでは、国際薬膳師の淺井シェフ監修による「夏バテしない!暑気払いの薬膳レシピ2種」をお届けします。薬膳の視点で食材を組み合わせた、ご自宅で簡単に作れるレシピです。

使用する食材は、ズッキーニやレンコン、トマトやセロリなどの旬のものを中心に、どれもスーパーで手軽に入手できる食材ばかり。毎日のお献立に取り入れて、食事で夏バテを予防しましょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 鶏ハツと夏野菜の白ワインマリネ 】(2人分)

夏にぴったりの爽やかなマリネを、暑気払いにぴったりの食材で楽しめる一品。大棗(タイソウ)は、ナツメの赤い実を乾燥させたもので、自然な甘味があり、夏の暑さでイライラした心を静めてくれる効果が期待できます。自然の薬箱の薬局や、中華食材のコーナーで入手できますよ。

< 材料 >

ハツ、レバー 合わせて200グラム
ミニトマト  10個
玉ねぎ 1/4個
セロリ 1/2本
赤パプリカ 1/4個
黄パプリカ
1/4個
ズッキーニ
1本
エキストラバージンオリーブオイル
適量

 

< マリネ液>

大棗白ワイン(*下記参照) 200ml
濃口醤油 大さじ1.5
砂糖 大さじ1
はちみつ 大さじ1
適量
タイム 適量
黒コショウ  適量
レモンスライス 2枚

*大棗白ワイン
大棗を、作る一週間くらい前に白ワインに漬けておく。ある程度保存が効くので、多めに作っておいておくと良い。

大棗 (タイソウ:ナツメの実) 20グラム
白ワイン  200ml

 

< 作り方>

1.マリネ液を作る

・マリネ液を作る。大棗を漬けた白ワイン200mlを鍋に入れて沸騰させた後、弱火でしばらく火にかけてアルコールを飛ばす。

・アルコールが飛んだら火を止め、レモンスライス以外のマリネ液の調味料を合わせて冷ましておく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2.具材の準備をする

・ハツ、レバーはカットをして血の部分を洗い流し、茹でて粗熱をとっておく。

・ミニトマトは湯むきをしておく。

・玉ねぎ、赤パプリカ、黄パプリカは厚めのスライスし、ズッキーニ、セロリは厚めにカットする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3.調理する

・フライパンに多めのエキストラバージンオリーブオイルをいれ、ズッキーニに焼き目をつけて、取り出しておく。

・エキストラバージンオリーブオイルを追加して、セロリ、玉ねぎに焼き目をつけて赤パプリカ、黄パプリカも軽くさっと焼く。

・先に作っておいたマリネ液をフライパンに入れて、茹でたハツとレバーを入れて、液を沸騰させる。沸騰したら湯むきしたミニトマト、レモンスライスを入れて、そのまま自然に冷ます。

*アツアツでなくてもいいので、少し温めてからお召し上がりください!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

< 薬膳的効能 > ※暑邪に良い薬膳的効能の解説はこちら

 生津(滋陰)・・・トマト、ズッキーニ
 清熱・・・トマト、セロリ
 安神・・・鶏の心臓、大棗(タイソウ ※乾燥したナツメの実)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

< 薬膳解説 >

ポイントは、マリネ液に使用した大棗を浸け込んだ白ワイン!薬膳としての効能を高めるだけでなく、とても食べやすい爽やかな一品となります。

鶏のハツやレバーは血を多く含む食材なので今の時季に負担がかかりやすい、心を補う食材として効果的です。トマトやズッキーニなど旬の食材は体を適度に冷まして、身体に必要な水分を補い、セロリや、たまねぎが気の流れを良くして、イライラや興奮状態を沈めます。

※参考「薬膳素材辞典」、「性味表大事典」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 すりおろしレンコン入りのきのこと貝柱の豆乳スープ 】(2人分)

旨味たっぷりの豆乳スープは、夏バテなどで食欲が落ちがちな時にも美味しくいただける一品です。心を落ち着ける効果が期待できるので、ストレスが溜まりがちな時にもおすすめですよ。

< 材料 >

レンコン 100g
しめじ 1/2パック
干しシイタケ 2枚
貝柱缶詰め 1/2缶(固形20g、液体も半量使用)
薬味ねぎ 適量
枸杞子(クコシ:クコの実 適量   (飾り用・なくても可)
水につけて前日にもどしておく

 

<調味料>

適量
薄口醤油 適量
豆乳 100ml

 

< 昆布だし>

1リットル
干しシイタケ 3枚
昆布 15g

*前日から水につけて冷蔵庫に入れておけば火にかけなくてもそのまま出汁として利用することができる。

 

< 作り方 >

1.昆布だしを作る

・水に昆布と干しシイタケを前日に漬けて昆布だしを作っておく。

・前日につけられなかった場合は、水に30分ほど昆布と干しシイタケを浸した後、弱火でゆっくりと沸騰直前までもっていき、昆布と干しシイタケを取り出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2.調理する

・レンコンはすりおろしておく。しめじは、石づきをとってほぐしておく。

・干しシイタケは薄めにカット、薬味ねぎは小口切りにしておく。

・昆布だし400mlを火にかけて、下準備をしておいたしめじと干しシイタケを加える。

・きのこが煮えてきたら、貝柱、レンコンのすりおろしを入れて、豆乳を加え塩と醤油で味を調える。

・仕上げに薬味ねぎを散らして、あれば枸杞子を飾る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

< 薬膳的効能 >  ※暑邪に良い薬膳的効能の解説はこちら

 生津(滋陰)・・・しめじ、豆乳、貝柱
 清熱・・・レンコン
 安神・・・レンコン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

< 薬膳解説 >

シイタケと昆布のだしは水につけておくだけでしっかりと旨味を感じることができます。ホタテのだしが合わさることで滋味あふれる味わいとなります。レンコンのすりおろしは、血にも良く、精神を落ち着かせる作用があります。

豆乳は平性で、体が虚している時に必要なものを補ってくれる性質があります。枸杞子(クコの実)は、ビタミンやポリフェノールが豊富、1日1粒食べると寿命が1日延びると言われます。クコの実は、自然の薬箱の薬局や、中華食材のコーナーで入手できます。

この料理を頂くことで、夏に負けてしまいそうな身体を丈夫にします。

※参考「薬膳素材辞典」「性味表大事典」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は2種類のレシピをご紹介しました。暑さに負けそうな時の暑気払いに、おすすめのレシピです。夏バテ気味の時や、暑さでイライラしてしまうなどの症状があるときに、ぜひ今回の薬膳料理にチャレンジして、暑さを打ち払いましょう。

身近な食材がもたらす様々な働きに感謝しながら、お気軽に薬膳料理をお楽しみいただければ幸いです。

※ご注意
ご紹介した料理は、今の時季に冷えを感じていない方向けのレシピです。冷え性の方、クーラーにずっとあたっていて冷えを感じる方は、生姜、ネギ、唐辛子、玉ねぎ、茗荷などの体を温めるものも一緒に取りいれて、清熱の食材を取りすぎないように注意しましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です