綿柎開
「わたのはなしべひらく」と読みます。
二十四節気では、『処暑』、暑さの峠を越えて涼しくなりかける頃。
確かに今週は朝晩涼しい日もありましたね。
そして、5日おきに、気候や動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)。8月23日からの5日間は、綿を包むガクが開き始める頃でした。
綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子のボタニカルアート。
23日の四季のヨガでは、綿の実をイメージした精油の香りを
綿の実のボタニカルアートの付いた栞に賦香して
プレゼントさせていただきました。喜んで頂けたなら嬉しいな。
綿の実の生薬は、あまり有名ではないですが、種を「綿実子(めんじつし)」と呼んで使用するようです。
- (株)自然の薬箱 代表
- 薬剤師、国際中医師
- (公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)認定 アロマセラピスト
- AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
- AEAJ認定アロマブレンドデザイナー
- AEAJ認定環境カオリスタ
- yuica認定日本産精油スペシャリスト
漢方製薬メーカーに21年間勤務め、研究開発・学術資料作成・商品開発などに携わり、生薬・ハーブ・漢方薬に関する広範囲な知識を学ぶ。ハーブ療法やアロマテラピー、サプリメントに関する資格も取得し、「自然の恵みを利用していくための正しい知識を伝えて多くの方に活用して欲しい」と一念発起し、2010年に名古屋市千種区に(株)自然の薬箱を設立。現在、漢方相談薬局で漢方相談を行いながら、漢方、アロマやハーブなどの講師活動も行う。自然の薬箱では、漢方薬局を中心に、からだを伸びやかにする運動や癒しの時間、そして自分の身体について知っていただくためのラーニング事業などを企画運営している。