国際薬膳師おすすめ!
冬の養生&補腎のための薬膳レシピ2種

Naturalist Web Magazine_Vol.32「寒い冬を乗り切ろう!腎を補う薬膳のすすめ」では、薬膳の視点で冬の養生におすすめの食材を多数ご紹介いたしました。

カフェスタッフブログでは、国際薬膳師の淺井シェフ監修による「冬の養生&補腎のための薬膳レシピ2種」をお届けします。

今回は、腎を補うのにおすすめの黒豆を使った「黒豆炊き込みご飯」と、去年の冬にカフェ&キッチンのメニューでお出しして大変好評だった「黒ゴマベースの薬膳鍋」をご用意しました。

いずれも、冬の養生と補腎にぴったりな食材を組み合わせた簡単薬膳レシピです。毎日のお献立の中にぜひ取り入れてみてくださいね。

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【黒豆炊き込みご飯】

黒豆での炊き込みご飯は、仕上がりがまるでお赤飯のような美しい色に仕上がります!黒豆の効能もまるごと頂くことができる調理法で、かつ手軽なので毎日の献立に活かしていみてください。

◇材料(お米2合分)

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お米 2合
黒豆(乾燥) 50g
昆布(だし用) 5g
黒きくらげ 50g
干しエビ 5g
生姜 15g
ねぎ 少々
400cc
大さじ2
小さじ2

 

◇作り方

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<具材の準備をする>

・黒豆は一日前に昆布と共に水に浸けておく。

(お米2合に対して400ccの水に黒豆50g、昆布5gが目安。)

・お米2合を洗ってザルにあげておく。

・生姜はみじん切りにする。

・黒きくらげは、生の場合はそのまま細切りにする。乾燥の場合は、水で戻してから細切りにする。

・ねぎは小口切りでも、写真のように細いネギでも大丈夫です。

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<調理する>

・洗ってザルにあげておいたお米を炊飯器に入れる。

・前日に浸けておいた黒豆と昆布を同じザルに出し、戻し汁は量って400ccにする。

・炊飯器に戻し汁400ccを入れたら、具材を入れる。最後に全体を混ぜたら、炊飯器のスイッチを入れる。炊きあがったら、器に盛り付けネギをのせて完成です。

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<薬能と食材>

補 腎・・・黒豆、昆布
助 陽・・・生姜、ネギ、干しエビ
滋 陰・・・黒きくらげ

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◇薬膳解説

冬にオススメなレシピです。旨味のある食材を、エビから鶏肉や豚肉に代えても美味しいです。鶏肉ではお腹にやさしい料理になり、豚肉ではより滋陰作用を高め、乾燥予防の効果も期待できます。期待する食能に応じて食材を選択しましょう。

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【黒ゴマベースの薬膳鍋】

だんだんと気候が冬らしくなり寒くなってきて鍋をする機会も増えてくるのではないでしょうか?今回は乾燥対策にもなる上に、しっかりと身体を温める薬膳鍋をご紹介します。

◇材料(2人分)

羊肉スライス 200g
白菜  1/4玉
えのき  1/2パック
しいたけ 4枚
にら 1/2束
ねぎ 1本
生姜 スライス4枚
かつお 8g
昆布 8g(前日に水800ccに浸けて戻しておく)
100ml
みりん 100ml
黒ごまペースト 100g
醤油 大さじ3
大棗 2粒
八角 2かけ
唐辛子 1本
枸杞子 適量

 

◇作り方

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<具材の準備をする>

・前日にかつおだしに使う昆布8gを800ccの水につけておく。

・羊肉がなければ牛肉でも豚肉でもいい。(あたためて生命力を補うには羊肉が最適!)

・白菜はざく切りにする。えのきはばらしておく。椎茸やニラ、ネギはお好みの形にカットしておく。

・生姜はスライスしておく。

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<調理する>

・かつおだしをとるために、前日に浸けて置いた昆布水を火にかける。(中火位で)

・沸く手前で昆布を取り出し、かつお節を加える。アクを取って、味が出ていれば濾しておいておく。

・酒とみりんを火にかけて、アルコール分を飛ばす。

・アルコールを飛ばしたところにかつおだしを加えて、醤油、黒ゴマペースト、生姜、八角、唐辛子、大棗を入れて5分ほど弱火で煮たあと、味を整えたらベースが完成。

・羊肉以外の具材を入れた鍋に、温めたベースを加えて火にかける。野菜が柔らかくなったところで羊肉、枸杞子を加えて完成。

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<薬能と食材>

補 腎・・・羊肉、椎茸
助 陽・・・羊肉、ニラ、ネギ、生姜、八角
滋 陰・・・黒ゴマ、えのき、枸杞子

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◇薬膳解説

黒ゴマは、冬に必要な血や津液(しんえき)を補う力が強い食材です。一方、白ゴマは潤い効果が強く、便秘などにおすすめですが身体を少し冷やす作用がある食材となり、効能が異なりますので、今の時季には黒ゴマがおすすめです。また、杏仁豆腐などに添えられていることで馴染みのある枸杞子(くこし)は、血を補う作用があります。さらに、眼にもいいといわれている食材です。スマホやパソコン等で目が疲れやすい方にもおすすめですよ。

※ 津液(しんえき): 血以外の正常な体液成分の総称

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今回は2種類のレシピをご紹介しました。

いずれのレシピも腎の機能を高める、冬の養生にぴったりな食材をふんだんに使用しています。寒さが厳しくなる冬にしっかり身体を温める効果が期待できますので、寒さが身に染みるときにぜひ、チャレンジしてみてください。身も心も芯から温まりますよ。

身近な食材がもたらす様々な働きに感謝しながら、お気軽に薬膳料理をお楽しみいただければ幸いです。

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