国際薬膳師おすすめ!
季節の変わり目は体調不良に気をつけよう!
春の薬膳レシピ2種

Naturalist Web Magazine_Vol.42「季節の変わり目は体調不良に気を付けよう!~春の薬膳のススメ~」では、春の養生におすすめの食材をご紹介しました。

カフェスタッフブログでは、国際薬膳師の淺井シェフ監修による「季節の変わり目は体調不良に気をつけよう!春の薬膳レシピ2種」をお届けします。

今回は、旬のブリを使った「ブリのポワレ 赤ワインと柑橘のソースとかぼちゃのサラダ」と、春らしい「芽キャベツとイカのスパイススープ」をご用意しました。

いずれも、春の養生におすすめの食材を組み合わせた簡単薬膳レシピです。毎日のお献立の中にぜひ取り入れてみてくださいね。

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【ブリのポワレ 赤ワインと柑橘のソースとかぼちゃのサラダ】

12月〜3月が旬のブリは、栄養豊富な血合いの部分も美味しく食べられる魚、血を補うのに効果的で、特に貧血気味の方などにはおすすめの食材です。肝にしっかり血を蓄えて、春を健やかに過ごせるように積極的に摂りたいお魚です。旨みたっぷりの脂の乗った旬のブリに赤ワインの酸味と柑橘の爽やかな風味が広がるソースを合わせ、美味しさを引き立てました。かぼちゃサラダを添えれば、彩り豊かな一皿になります。

◇材料(2人分)

<魚切り身>
ブリ 2切れ
<赤ワインと柑橘のソース>
赤ワイン 150㎖
みかん(皮ごとスライス) 1/2個
赤ワインビネガー 50㎖
オレンジ(搾り汁) 100㎖
砂 糖 大さじ1/2
小さじ1
<かぼちゃとレーズンのサラダ>
かぼちゃ 1/4個 (約250g
レーズン 25g
豆 乳 50㎖
ローリエ 1枚
大さじ1/2
砂 糖 適量

大さじ1

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◇作り方

  • ブリは最初に軽く塩を振って15分くらい置く。
  • ドリップをペーパーで拭き取る。(ブリに限らずどの魚も表面に出てきた水分(ドリップ)を処理することで臭みが軽減されます)
  • ブリに薄力粉をつけて軽く油を引いたフライパンで両面を焼く。

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<赤ワインと柑橘のソース>

  • 赤ワインにスライスしたみかん、赤ワインビネガーをいれて中火にかける。
  • 赤ワインの旨味を濃くしたいので1/3量まで煮詰める。
  • 煮詰まったら、オレンジの搾り汁を加え、1/2量になるまで、さらに煮詰める。
  • 味を調える。酸っぱいと感じたら砂糖を加える。
  • トロミと旨味を少し足す為に、ブリを焼いたフライパンの残りの脂を合わせ 完成。

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<かぼちゃとレーズンのサラダ>

  • かぼちゃを蒸し器に入れて柔らかくする。
  • かぼちゃを軽く潰しながら鍋に移して、豆乳、レーズン、酒、ローリエを入れたら、火にかけて全体を混ぜ合わせる。
  • なじんで豆乳の水分が少なくなってきたら砂糖、塩で味をととのえる。かぼちゃの味で砂糖、塩の量は変わってくるので注意すること。

 

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◇薬能と食材

益気・・・かぼちゃ
理気・・・赤ワイン、オレンジ
補肝・・・ブリ、レーズン、人参

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◇薬膳解説
肝は、初春の時期に働きが活発となるため、今の時期は消耗しやすい季節です。肝は血を貯蔵している臓器ですので、血が足りなくなると正常に働くことができません。まずは、血を補うことができる、ブリ、レーズン、人参を取り入れました。また、肝は全身に血を巡らせる働きもしています。その働きをサポートするのが理気の食材です。肝が疲れないように食材選びでサポートしていきましょう!

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2. 芽キャベツとイカのスパイススープ

芽キャベツのシーズンは1~3月までと大変短いものですが、キャベツに比べてもギュッと成分が詰まっているので、今の時季取り入れていただきたい食材です。イカはさっと火を通すことがポイント。調理の最後にいれましょう。スパイス香るスープなので、おなかの調子も整えてくれますよ。

◇材料(4人分)

芽キャベツ 8個
じゃがいも 2個
イ カ 1杯
椎 茸 4枚
玉ねぎ 1個
生 姜 5スライス
クミン
適量
ローリエ
1枚

800㎖

大さじ2
みりん
大さじ2
オリーブオイル
適量
塩・こしょう
適量

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◇作り方

<具材の準備をする>

  • 玉ねぎは繊維に沿ってスライスする。
  • じゃがいもは細切りに。椎茸はじゃがいもと同じような大きさになるよう、厚めにスライスする。
  • イカもじゃがいもと同じような大きさになるよう、そろえてカットする。

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<調理する>

  • 鍋にオリーブオイルを引いて生姜を入れ、香りを出す。
  • 玉ねぎと椎茸を加えてしっかり炒める。
  • 酒、みりんを入れ、水、ローリエを加えて、強火にして沸騰させる。
  • 中火にして、じゃがいも、芽キャベツを入れたら、20分位煮る。
  • イカを加えてさっと煮たら、クミンと塩、こしょうで味をととえる。

※写真では飾りに人参とブロッコリーを添えています。人参は血を補い、ブロッコリーはおなかの調子を整えてくれます。

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◇薬能と食材

益気・・・キャベツ、椎茸、じゃがいも
理気・・・クミン、生姜、玉ねぎ
補肝・・・イカ

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◇薬膳解説

薬膳の養生の基本は、人体と自然の調和です。体内で気を補って、寒暖の差の大きい気温の変化にもしっかり対応できるようにすると良いでしょう。キャベツ、椎茸、じゃがいもは、おなかの調子を調えて気を生み出します。クミン、生姜、玉ねぎの理気食材は、気や血の巡りを良くして、全身に届けてくれます。春本番に向けて、少しずつ気を高めていきましょう!

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