脱!冷房病!のために今できること

いつもご利用ありがとうございます、自然の薬箱の千田です。

せっかくのお盆休みも、猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響で、今年も帰省を見送った方も多いのではないでしょうか?まだまだ先が見えない状態が続いていますが、安心して会えるようになるまで、今自分にできる事をしっかりと行っていきたいものですね。

毎週火曜日にお届けしております、自然の薬箱の「Naturalist Web Magazine」。

皆様が穏やかな日常を取り戻せるその日まで、健やかに過ごせるお手伝いが出来ればという思いを込めて、Vol.68をお届けいたします。

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いよいよ8月も折り返し地点を迎えました。お盆期間前からの連続台風に続き、後半も前線停滞による豪雨の影響で、40度近い外気温が、10度近く下がるような変化です。この天気の影響で、酷暑を感じない日々です。

しかし、通常であれば夏真っ盛り。冷房が効いた涼しい屋内で過ごす生活で、お盆を過ぎたら頃から、体調を崩したという経験ってありませんか?それ、もしかすると冷房病かもしれません。

実は、冷房病の症状を訴える方が増えるのは8月の中旬以降。暑さのピークから少しずれることが多いんです。

そこで今回は、夏の不調の代名詞「冷房病」について、その原因や、予防法、対処方法をお伝えします。辛い症状を早めに改善して、脱!冷房病!を実現しましょう。

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<目次>

 1. 冷房病ってどんなもの?

 2. 8月中旬に冷房病が増える理由

 3. 冷房病に悩まされないためにできること(エアコン編)

 4. 冷房病に悩まされないためにできること(食事編)

 5. 冷房病に悩まされないためにできること(日常生活編) 


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1.冷房病ってどんなもの?

そもそも、冷房病とはどのようなもので、どのような症状が現れるのでしょうか?

冷房病とは、その名の通り、夏の冷房による様々な不調が現れる事です。私たちの身体は、通常、自律神経によって体温調節を行っていますが、気温差のある屋外と屋内を行ったり来たりすると、急激な気温変化に対応することができず、自律神経の乱れを招いてしまいます。

すると、以下のような様々な症状が現れ始めます。

・手足が氷のように冷える(とくに末端の冷え)

・日中も、疲れやだるさが取れない

・肩こり、首こりがする

・ヒザや腰が痛む

・食欲不振

・下痢または便秘をしている

・足のむくみ

・月経不順

「冷房病」に悩まされている方は多く、クラシエ薬品株式会社が行った調査によると、男女を問わず50%の方が夏の冷えによる不調を感じたことがあるそうです。まさに、夏の不調の代名詞なんですね。

ちなみに、冬も屋外と屋内の温度差が激しくなりますが、暖房病という言葉はあまり聞かないですよね。というのも、冬の場合は外に出るときは厚着をすることで、温度調節ができるから、寒暖の差を全身で感じることが少ないため、大幅な気温差による不調は起きにくいと言われています。

 


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2.8月中旬に冷房病が増える理由

夏の不調としてすっかり浸透した「冷房病」ですが、実は夏のスタートと同時にやってくるものではありません。

屋外と屋内の大幅な温度差による生じた乱れは、直ぐに表面には現れません。徐々に蓄積されていくことにより、「冷房病」を発症してしまうのです。

エアコンの効いた部屋で「少し肌寒い」と感じること、ありますよね。この状態が長時間続いたり、毎日のように継続されることで、私たちの体は大きなストレスを受け、特に自律神経系(交感神経と副交感神経)への影響が多くなります。

本来、私たちの身体は、暑い季節になると副交感神経が活発に働いて、血管を拡張させることで、体内の熱を外に出そうとします。ところが、冷房で体が冷えると、反対に体温を逃がさないよう、交感神経が血管を収縮させます。そのため血流が悪化してしまい、冷えなどの症状が起こるのです。

この状態が続くことで、次第に自律神経がダメージを受けはじめ、体温調節が上手にできなくなってしまいます。たとえば、エアコンの効いた部屋から猛暑の屋外に出ると、体が急激な温度差についていけずに、軽い違和感をおぼえることがあります。これは、肌の表面では暑さを感じているはずなのに、体内の温度がまだ上昇していないことで生じたズレによる感覚なのです。

このように徐々に受けたダメージが蓄積されることにより、冷房病が発症すると考えられています。

発症のタイミングは人それぞれですが、一般的には8月中旬から下旬ごろ。最近は、お彼岸を過ぎても暑い日が続くこともあるので、なかなか温度管理をうまくできず、長い方では11月くらいまで冷房病に悩む方も増えています。

 


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3.冷房病に悩まされないためにできること(エアコン編)

では、冷房病に悩まされないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

冷房病にかからないためには、冷房がない場所にいればいい?と思いがちですが、最高気温が35度を超える日が続く日本では、エアコンは生きていくための必需品ともいえるもの。エアコンを使わずに暑さを我慢すると、熱中症の原因にもなります。

でも、室温が25度以下の部屋に長く滞在したり、外気温との温度差が5℃以上ある場所を交互に行き来すると、自律神経がダメージを受けてしまいます。それを防ぐためにも、冷房の設定温度は就寝時は28度前後、日中は26度を目安に設定するのがおすすめです。職場や公共機関など、自分で温度を調整する事ができない場合は、カーディガンを羽織ったり、ひざ掛けを使用するなどして、冷房の風が直接当たらないように防御するのがおすすめです。また、冷たい空気は下に溜まる性質がありますので、靴下やレッグウォーマーなども上手に活用しましょう。


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4.冷房病に悩まされないためにできること(食事編)

夏の暑さを解消するために、ついつい冷たい飲み物や食べ物に手を伸ばしがちですが、冷房で冷え切った身体にとっては、新たなストレスの原因となります。

冷房が効いた部屋にいる場合は、暖かい飲み物や食べ物を積極的にとることで、身体の内側の冷えを予防することができます。生姜入りの飲み物などは、身体を温める効果が期待できるので、生姜湯などを常備しておくのもいいですね。

また、薬膳の視点で食材を選ぶのもおすすめです。ここでは、夏の不調を改善するために気を補う「補気」と身体を温める力を補える「助腸」の食材をご紹介しましょう。

<補気 hoki>
夏の疲れを改善し、温度差にも対応できるように体内の気を補う
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
お米、鶏肉、豆類、かぼちゃ、じゃがいも、長芋、しいたけ、さつまいも、鮭、サワラなど

<助陽 joyou>
体を根本から温める力を補います。また、生命力を高めます
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
羊、くるみ、エビ、鹿、ナマコ、ニラ、クローブ、シナモン、よもぎなど

いずれも、スーパーで手軽に手に入れられるものです。身体に冷えを感じたときはもちろん、冷房病を身体の内側から予防したい時に積極的に取り入れてみてください。

 


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5.冷房病に悩まされないためにできること(日常生活編)

エアコンや食事のほか、今までの日常にプラスするだけで、冷房病の予防になる方法がいくつかあります。

まず1つ目が、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動。適度に緩やかな運動で血行を改善することで、乱れがちな体温調節機能を正常化する効果が期待できます。外での運動が難しい場合は、ヨガなどの緩やかな動きを繰り返すのもいいですね。ストレス解消にもなりますよ。おひとりでは、なかなか出来ない時は「自然の薬箱  Bodywork studio レッスン」に参加もおすすめです。

続いて2つ目が、入浴です。夏はシャワーで済ませたくなるところですが、体温より少し高めの温度のぬるめのお風呂にゆっくりつかることで、自律神経を整え、体温調節機能も正常化してきます。

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今回は、冷房病についてご説明しながら、今からできる予防法や、改善方法をご紹介しました。

まだまだ暑い日が続きます。今や欠かすことのできないエアコンと上手に共存するためにも、冷房病の予防や対処方法を実践して、残りの夏を快適に過ごしましょう!

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<次回「Naturalist Web Magazine」のお知らせ>

~2021年8月24日(火)配信予定 ~

「Naturalist Web Magazine_Vol.69」では、

「女性の変化・心と体のケア」をお届けします。 

女性として一生のうちに起こる様々な変化。生理、閉経、更年期、それぞれが私たちに色々な変化をもたらします。それらの知識を正しく知り、もし不調が出た場合、自分自身で調整できることもあるのです。それら1つ1つ私たち女性の身体について理解を深め、心と体のケアをしていきませんか?

次回は Bodywork studio「豊かに生きる女性ケアヨガ」担当の Shinoより、女性の心と体のケアについてお伝えします。

※ 次回予告内容は、変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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~「Naturalist Web Magazine」は、毎週火曜日の配信予定~

今後も、自然の薬箱ならではの様々な情報を予定しています。どうぞお楽しみに。

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